オーストラリア基礎知識

オーストラリア基礎知識

オーストラリア基本情報

オーストラリアについて

国名
オーストラリア
正式国名称
オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia)
国家元首
英国女王エリザベスII世(Queen Elizabeth II)
紋章
6つの州の記章を持つ盾をカンガルーとエミューが支え、中央の上部には連邦を表わす金色の七稜星が輝き、黄色い花の咲く国花のワトルが背景にデザインされたもの。
国旗
青字に英国国旗のユニオン・ジャックと連邦を表す七稜星、南十字星を記したもの
国歌
アドバンスド・オーストラリア・フェア(1984制定)
国花
ワトル(Golden Wattle Acacia Pycnantha、アカシア属の花の一種)
国鳥
エミュー(Emu、ダチョウに似た灰褐色のオーストラリアの飛べない鳥)
国の動物
カンガルー(Kangaroo、オーストラリア先住民の言葉に由来し、「言っている事がわからない」という意。
面積
768万2300k㎡(日本の約21倍、世界で6番目の大きさ)
人口
21,744,280人(2009年4月28日現在推定)
気候
北部沿岸は熱帯雨林気候で雨季と乾期に分かれ、中南部沿岸は温帯性気候で四季があり、大陸中央部は砂漠気候。四季は日本の正反対。
民族構成
ヨーロッパ系90%、アジア系8%、オーストラリア先住民(アボリジニ・混血含む)0.9%ほか
首都
キャンベラ(Canberra)
州(州都)
ニューサウスウェールズ州(シドニー)
クイーンズランド州(ブリスベン)
ビクトリア州(メルボルン)
ウェスタンオーストラリア州(パース)
サウスオーストラリア州(アデレード)
首都特別地域(キャンベラ)
タスマニア州(ホバート)
ノーザンテリトリー/北部準州(ダーウィン)
時差
東部、中央部、西部の3つに分かれ、東部と西部で2時間の時差。
東部時間帯では1時間、中部時間帯では30分日本より早く、西部時間帯では日本より1時間遅い。夏場のサマータイムはニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、ウェスタンオーストラリア州、サウスオーストラリア州、タスマニア州で実施されている。
通貨
オーストラリア・ドル(Australian Dollar、AUD)
紙幣は5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの5種類。硬貨は5セント、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルの6種類。1ドル=100セント
宗教
多民族・多文化社会を反映して、宗教はキリスト教からユダヤ教、イスラム教、仏教とさまざま。一般にはオーストラリア人の70%がキリスト教徒と言われているが、移民増加に伴い変化しつつある。
教育制度
教育制度は州によって異なり、6・4・2あるいは7・3・2年制。義務教育は10年間。学科によって異なるが、大学は3あるいは4年。大学院修士課程は1あるいは2年。
クレジットカード
VISA、MASTER、AMEX、DINERS、JCBなど。観光地ではどの種類でも利用できる。
消費税
物品・サービス税(Goods and Service Tax、GST)10%。旅行者払戻制度(Tourist Refund Scheme、TRS)があり、帰国前に空港で申告が可能。
電話
市内通話50セント(時間無制限)、市外通話50セント~(時間・距離制)
郵便
オーストラリア国内-ハガキ・封書55セント、日本向け航空便-ハガキ・封書1.40ドル、航空書簡95セント
電圧・プラグ
240/250V、50Hz、O型(八の字型&3つ股)
テレビ・DVD
テレビ・ビデオはヨーロッパと同じPAL方式(日本はNTSC方式)。DVDのリージョンコードは4(日本は2)。日本に持ち帰る場合は、ビデオはマルチ方式、DVDはオールリージョンコードあるいは日本の方式を指定して購入。日本仕様のビデオ・DVDはオーストラリアに持ち込んでも使用できないので注意。
運転免許
運転免許の取得は①仮免許証(L、Lerners Permit)②初心者免許証(P、Provisional License)③普通運転免許証(Open Driver's Livense)の3段階。
州によって法律が異なるため、詳しくは「自動車運転免許」を参照のこと。
タクシー
タクシーのドアは手動式、一般にひとりの場合は助手席に座るが、最近は安全のため後部座席に座る人もいる。
レンタカー
オーストラリア運転免許証もしくは国際免許証と日本運転免許証、クレジットカードが必要。
自転車
ヘルメット着用、車道の左側走行に限定。歩道は押して通る。自転車で歩道を走ると、道路交通法違反で罰金が課せられる。ヘルメット無着用も罰金。
査証
入国には渡航目的にあった査証(ビザ)が必要。
税関
免税品限度額は、紙たばこ250本、たばこ250g、アルコール飲料2.25リットル、お土産900ドル(18歳未満450ドル)。現金10,000オーストラリアドル以上(あるいは外貨現金)は申告。
検疫
食料品ほか持ち込み禁止品目の輸入に注意。詳しくは「オーストラリアへの持ち込み規制品」を参照のこと。
チップ
原則不要。ただし、中・高級レストランでは10%程度支払う場合が一般的。

オーストラリアの政治

立法君主制
元首は英国女王エリザベスII世。1901年制定のオーストラリア憲法では、連邦の執行権は女王に属し、通常は連邦総督が王権を代行するとなっている。
議会制民主主義
オーストラリアは民主主義国家で、国政は選挙によって選ばれた国会議員が行う。国会は二院制になっており、下院(House of Representatives)、上院(Senate)からなる。下院で過半数を獲得した政党が政権を獲得、閣僚は両院から任命される。行政、立法、司法はイギリスの制度に基づいているが、上院の制度はアメリカがモデルとなっている。
選挙制度
オーストラリアの選挙は18歳以上の国民に義務に義務付けられており、有権者の投票率は毎回95%を超えている。
移民の歴史
オーストラリアは何万年もの間、先住民アボリジニの定住地であったが、18世紀末にヨーロッパ人の入植が始まった。19世紀半ばにゴールド・ラッシュが起こり、大陸を目指して多くの人々が押しかけた歴史を持つ。
第二次世界大戦後には、政府が世界中からの移民受け入れを推進するようになる。社会や環境の変化から、その基準は頻繁に見直されているが、主に、家族の呼び寄せ、専門家としての技術移民、人道的理由(難民)があげられる。現在でも年間10万人規模の人が、新たにオーストラリアの永住者となっている。
多民族国家
移民政策がとられた当初は、ヨーロッパ人の割合が高く、白人以外の移民を制限するなど、白豪政策がとられていた。しかし、経済発展や多文化推奨の考えから、現在では人種差別を撤廃し、全国民すべてが平等であることを政府が公約している。国際情勢からもオーストラリア近隣地域やアジアが重要になり、アジア出身者は人口の約8%を占めている。
オーストラリアの人口の約24%が外国生まれで、約19%は両親のどちらかが外国出身者といわれ、その出身国は140カ国以上にもなる。オーストラリアの共通語は英語だが、そのほかに100以上の言語が話されており、英語以外の言語を家庭で話す比率は約15%を占める。こうした多民族の融合が、オーストラリアのユニークな文化を形成する根底となっていると言える。
連邦政府
連邦政府は国民全体に関わる問題を扱う国務全般に権限を持ち、その責任範囲は、国防、外交、移民、社会福祉、貿易などに及ぶ。
州政府
州政府の責任の範囲は国の憲法に定められており、州法の規定が連邦法と矛盾した場合は連邦法が優先される。正式には各州と準州・特別地域の責任である多くの分野において、連邦政府との協力が行なわれている。責任の範囲は教育、運輸、保健衛生などに及ぶ。
地方自治体政府
地方自治団体は自治権を持ち、その公務は地域によって異なる。地方自治体は責任範囲の行政サービスを行ない、住民から料金を徴収する。また活動の財源として、他にも連邦政府や州からの財政援助を受ける。地方自治体の責任の範囲としては、公立図書館、地域の道路、下水と給水、公衆衛生、地域社会の余暇施設(スポーツクラブや運動場など)、予防注射、地域社会福祉、建築基準法の施行などに及ぶ。

オーストラリアの歴史

4万年前以上
先住民族が渡来

17世紀
ヨーロッパ人探検団が西海岸に到達
1770年
キャプテン・クックがボタニー湾に上陸
1788年
最初の英国船団が到着し、植民地を建設
1793年
最初の移民団が到着
1830年
先住民人口はまだ入植者を上回る
1850年
オーストラリア植民地政府法成立
1850年
初の大学としてシドニー大学が創立
1851年
金が発見され、金鉱地への大量移住が始まる
1868年
流刑制度廃止
1888年
万国博覧会がビクトリア州のメルボルンで開催される
1894年
南オーストラリアで女性の選挙権、被選挙権を承認
1901年
オーストラリア連邦成立
1901年
移民制限法(白豪主義政策)が制定
1913年
キャンベラに首都誕生
1914-1918年
第一次世界大戦:連合国側で参戦
1939-1945年
第二次世界大戦:仏・英・米の連合軍と共に、独・伊・日と戦う
1947年
戦後のヨーロッパ人移住が開始
1949年
市民権制度確立
1956年
ビクトリア州のメルボルンでオリンピック開催
1962年
アボリジ二、およびトレス海峡諸島民が連邦選挙での投票を行なう
1967年
アボリジ二、およびトレス海峡諸島民が正規の市民権を獲得
1972年
白豪主義政策が廃止される
1988年
ヨーロッパ人入植二百年祭を祝う
1999年
共和制への移行を問う国民投票が実施され、現体制支持側が勝利
2000年
ニューサウスウェールズ州のシドニーでオリンピック開催
2001年
オーストラリア連邦創立100周年際を開催
2008年
ケビン・ラッド首相、先住民に対して隔離・同化政策を公式に謝罪

 

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